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森林インストラクター協会の主な活動報告です。 last updated 09/04/26
もりもり教室の報告はこちらからどうぞ

H21.3/24 new!!
平成18年から宮城県が行っている『わたしたちの森づくり事業』で3番目にネーミングライツ協定を結んだ東北発電工業株式会社さんが開所式と植樹活動を実施しました。当日は早春の暖かな陽気に包まれ、来賓として伊藤副知事、鈴木利府町長がお越しになったほか、社員さんを中心に70名近い参加があり、賑やかでとても楽しい植樹会となりました。

 ネーミングライツ協定でこの度『とうはつの森』と命名されたこの森は、利府町神谷沢の広畑地区の高台に位置する、サクラとモミジで有名な高森山(岩切城址)の西側1.6haです。森の半分以上は、元々ほとんど樹木が生育していない笹とつるの藪で、昨年夏から大変な整備活動を繰り広げた結果、現在は見晴らしが良く美しい広場になっています。

 この度、将来お花見が楽しめるようにエドヒガン15本をメインに植樹した他、数多く生息しているリスやアカネズミなどの哺乳類にヤマガラなどの小鳥たちに配慮して、クヌギ・ヤマボウシ・オニグルミ・トチノキ・エゴノキ等、木の実が成る樹木をたくさん植樹しました。

 いつか県民憩いの場となるように、これからも整備や植林活動を続けていくそうですので、我々もできる限りお手伝いして素敵な森を作っていきたいと思います。

【3月24日(火)開所式・植樹会の実施報告】

伊藤副知事、鈴木利府町長、佐藤湛彦社長、宮城県森林インストラクター協会の大原会長による除幕式です。自然の景観に配慮したモニュメントが背景にとけこんで綺麗です。もうすぐ、背後のシダレザクラが咲き始め、周りにたくさんのスミレが咲き出して賑やかになることでしょう。 記念植樹ではエドヒガンが丁寧に植えられました。伊藤副知事にもしっかりと植え付けていただきました。
開所式・植樹会に参加された方々です。高森山公園に隣接するので、ソメイヨシノやシダレザクラが見渡せます。
開所式はこんな感じでした。背後に広がるスギ林は現在のところいまいちな林ですが、いずれきれいに整備します。高台からは海まで見渡せるので、活動していて気持ちのいいフィールドです。 開所式のあと、みんなで植樹活動に取組みました。笹の根が入っていて掘りにくい場所もありましたが、本当に丁寧に植えつけていただきました。土質もいいので、夏場丁寧に下刈りしていけばきっと素敵な林になると思います。
社員の方々から役員の方々まで、みんな真剣に唐鍬を振るいます。すごい意気込みが感じられた素晴らしい植樹活動でした。 なぜか最も斜面がきつい場所を佐藤湛彦社長が担当しています。急斜面と笹や葛の根に苦戦しながらも、たくさんの苗木を植えつけていただきました。

皆さんどうもお疲れ様でした。6月からは育林作業が始まります。笹やつるとの壮絶バトルになると思いますが、頑張ってこの苗木たちを育てていきましょう。

【とてもきれいなフィールドですが、実は以前は...】

夏に植樹会場を整備していた頃の写真です。笹と蔓のジャングルで、樹木はみんな半枯れ状態でした。 笹と蔓だけでこの有様でした。刈払作業をする方々はみんな埋もれてしまっています。
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第2回宮城県ENEOSの森
クリーンアップ作戦

昨年11月8日にみのりのもりで植樹活動を実施した際、植え穴を掘ったら瓦礫みたいなゴミがゴロゴロでてきました。ちょっと我慢ならないので、第2回のクリーンアップ作戦を実施することになりました。
3月15日、スギ花粉飛び交う中、新日本石油さんのボランティア中心に90名近くが集結し、埋まっているゴミの掘り出し作業や遊歩道づくりを実施しました。うららかな春の陽射しは心地良く春の訪れを感じることができました。でも活動場所はスギ林の風下なので、空気は白くモヤっと鼻はグズっと、朝から花粉警報発令中です。

開会式です。朝のうち空気はまだ冷たく風も弱いのですが、スギ花粉はしっかり舞っています。でもみんな気合充分です。
参加したマスクマンたち、ではなく新日本石油さんのボランティアです。小さい子もたくさん来てくれました。
準備体操をして、道具をもって、いざ出撃です。子どもたちは奥の雑木林へ落ち葉採りに行きます。
メイン部隊のゴミ回収チームです。鍬でちょっと掘ると、お宝!じゃなく瓦礫がザックザク出てきます。むかし誰かが捨てたゴミを、ボランティアが掘り出して回収するのは何とも理不尽な話ですが、みんな使命感に燃えて一生懸命です。
雑木林、子どもたち中心の落ち葉取りチームです。落ち葉は6月にキノコの森のムラサキサメジ栽培に使います。
遊歩道沿いの危険な枯れ木(クリ)の伐倒処理少女隊です。300mmのノコギリを使いこなしています。
ゴミ掘り部隊はどんどん白熱してきます。瓦礫やタイヤが相手なので大変です。
分別チームです。土まみれで正体不明のゴミも多いので、分けるのも大変です。土嚢袋に入れられた重たいゴミが次々に運ばれてきます。
昔から埋まっていた瓦礫だけでなく、幹線沿いのスギ林には新たに捨てられたゴミも目立ちます。特にこれから3月末の引越しシーズンにかけては大型の不法投棄が増えるので、特に目立つ場所に不法投棄防止柵を設置しました。除伐で切り出したスギと竹を活用して、高い竹垣の壁をつくります。
ゴミとの格闘が終わって、労いの楽しい昼食です。おにぎりとポトフでピクニック気分も味わいました。
H20.11/1

ドコモ大和松倉の森
自然体験学習会

「法人の森林」制度によって仙台北部森林管理署と協定を結び、国有林を活用して毎年自然体験学習を開催しているNTTドコモさんに協力して、11月1日、「ドコモ大和松倉の森自然体験学習会」で一般親子と一緒に森づくりを楽しんできました。
 ドコモ大和松倉の森はほとんどがヒノキ林のため、生き物の種類や観察できる樹木は限られてしまいますが、遊歩道づくりや枝打ち・除伐作業などさまざまな森づくり活動が体験できます。

クリの木の植樹。モモ・クリ3年で実はなりますが大きくなるのは10年

これまでなかったコース表示板が7箇所に立てられ安心できる散策コースになりました。

立派なヒノキになるように高枝切りにの挑戦。ヒノキの森がとても明るくなりました。

広葉樹の多い南側を中心に10枚の樹名板を取付けました。

昨年に引き続き遊歩道づくり。幅広く、周りも刈り込み安心できる遊歩道。でも部分開通で完成はまだ先です。

南側の川まで降りられるようになりました。アブラハヤ、シマドジョウ、スナヤツメなどがいて、もう少し整備すれば楽しみなビオトープになりそうです。

参加者全員が順番にドングリやマツの実を使って木の実工作や竹トンボづくりなどのクラフト作りを楽しみました。お父さん、お母さんが一番楽しんでいました。

H20.8/9 

JAF自然体験in県民の森

8月9日(土)、青少年の森でJAFさんの自然体験イベントがあり、宮城県森林インストラクターのボランティアスタッフがいろいろお手伝いをしました。この日は、ちょっと涼しくて、親子で森を楽しむにはちょうど良い天候に恵まれました。みんな海よりも山に来て良かったですね。

親子110名の参加者に恵まれました。ちょっと曇り気味ですが、たくさん遊ぶのでちょうどいいです。朝はちょっとテンション低かったかな。
アイスブレーキングから本日の楽しい自然体験について説明します。どんどんテンション上がってきています。
午前中は、生きものさがしビンゴ大会です。親子2〜3家族で班をつくり、ヘビ、ニホントカゲ、オニヤンマのほか、セミやクワガタムシなどを探しに行きます。宮城県森林インストラクターのボランティアリーダーが班に1人ずつ入っていますが、心の中ではちょっとライバル意識むき出しです。
この日使ったビンゴカードです。いろいろな組み合わせで10種類、さがす生き物は30種類を超えます。昆虫を中心に、食痕やキノコなども入っています。
キクラゲGETです。カパカパに乾いていて見つけにくかったけど、よく見つけました。
ミヤマクワガタは、なんと交尾中のつがいをGETです。クワガタ君の立場に立つと、かなり迷惑をかけてしまいました。でも、交尾はもっと目立たないところでやりなさい。
GET!じゃなくて、いろいろな草で10円玉をピカピカにして遊んでいます。そう、あまり勝負にこだわらず、楽しくいきましょう。

小さいけどマムシ君がGETされてしまいました。「これってカードにないんだけど...」あたりまえでしょ。でも勇敢な家族なので特別賞GETです。

その他、たくさんのカナヘビ、ニホントカゲ、ゴマダラカミキリ、オオヨツスジハナカミキリ、クロカミキリ、シュレーゲルアオガエル、アオカナブンなどがGETされました。青少年の森は除草剤や殺虫剤を全く使わないので、小さな生き物がたくさんいるんです。芝生で思いっきり転がって遊んでいいんですよ。服が虫だらけになるけど...。
お昼はみんな持ってきたので、せっかくの流しソーメン台が活躍しないのかと思いきや、流しソーメンならぬ、流しテザートです。絶対に箸しか使えないので、滑りやすいデザートは目の前をどんどんスルーしていきます。
豪華景品争奪、○×クイズのあと、お決まりのネイチャークラフトコーナーです。ストーンアートでカエルやカメのデコイ、木の実アート、竹とんぼ、竹笛、輪切り材で動物やワッペン等、さまざまなネイチャークラフトを体験しました。参加した親子には、夏休みのひととき、自然体験を思う存分楽しんでもらえたと思います。
H20.7/24 new!!

第34回宮城県みどりの
少年団大会

7月24日(木)県民の森と、隣接するMISAWAオーナーの森宮城を会場に、第34回宮城県みどりの少年団大会が開催されました。参加したのは、県内で活躍しているみどりの少年団27団体401名と、引率してきた育成会97名です。最初に、普段は東北ミサワホーム株式会社さんが森づくりを行っているMISAWAオーナーの森宮城にコナラ、クヌギ、トチノキ等330本の苗木を植樹し、その後、県民の森の音楽堂に移動して記念式典や活動発表会、豪華景品争奪、森林おもしろ○×クイズのあと、県民の森特設会場で交流会を楽しみました。

 当協会は、主に大会の運営を担当させていただきましたが、大和町から森のなかまさん、仙台市から仙台市森林アドバイザーの会さん、NPO杜の都仙台ナショナルトラストさん、せんだい・市民の森を創る会さん、みやぎの自然学校さん、NPO法人natural scienceさんなど、たくさんのボランティアにもお手伝いいただき、100名を超えるボランティアスタッフが大会を盛り上げてくれました。皆さん本当にありがとうございました。

MISAWAオーナーの森の植樹会場です。とても暑い日でしたが、みどりの帽子を被った少年団が一生懸命植樹してくれました。指導している青いヘルメットは仙台市森林アドバイザーの会さんです。
植樹会場遠景です。400名の少年団が次々に植樹会場に入ってきます。仙台市森林アドバイザーの会さんと森のなかまさんのスタッフが上手に指導して案内していくので、大勢でも混乱しませんでした。オレンジのベストが盛りのなかまさんのスタッフです。
植樹活動後は記念撮影です。チームワーク抜群だった東松島市の大塩小学校みどりの少年団32名の大部隊です。
植樹活動後は、県民の森の式典会場を目指して長いながい道のりです。MISAWAオーナーの森のもみの木みち〜くわがたみち〜きびたきみち〜北側の宮城県ENEOSの森に進入し、ほたるの道〜県民の森のフィールドアスレチックに合流して、長いすべり台を一気に滑り降り、降りたら最後は長い登り坂が待っています。ちょっと疲れましたが、ボランティアリーダーにいろいろ教えてもらいながら、楽しく元気に歩きました。
メインとなった式典では、利府町の鈴木町長さんに記念木の贈呈をしました。花も実も葉も全部きれいなヤマボウシ、コブシ、エゴノキの3本です。
式典会場となった県民の森音楽堂です。実は、式典の直前に雨が降ってきて、みんなちょっとびしょ濡れぎみなので、立ったりしゃがんでいます。活動発表や表彰式を行いました。
式典のあとは、豪華景品争奪!森林おもしろ○×クイズに挑戦しました。最後まで残った登米市横山小学校みどりの少年団の男の子3人で決勝戦が行われました。
午後からは、県民の森中央記念館前で交流会です。森のなかまさんのコーナーでは、丸太切り競争と輪投げ競技、仙台市森林アドバイザーの会さんの輪切り材ペンダントづくり、みやぎの自然学校さんの七夕づくりのほか、竹やイタドリを使った笛づくり、竹とんぼづくり、木の実アート、折り紙等、時間の限りいろいろなクラフト体験を楽しみました。帰りは、みんな持ちきれないくらいのお土産を抱えて帰りました。来年もまた、もっと楽しい体験を準備して待っていますので、大勢で参加して下さいね。
植樹1週間後です。真夏の植樹で条件はいまいちでしたが、当日の夕方から雨の日が続いてくれたので、苗木たちは元気です。枯れ木とササとフジやクズの蔓でごちゃごちゃだったところが、見晴らしの良い綺麗なフィールドに変わりました。元気で素敵な森になるように、これからもみんなで一緒に育てていきましょうね。
H20.6/29

蛇石せせらぎの森の
整備活動

蛇石せせらぎの森紹介

南川ダム上流に位置する蛇石せせらぎ公園の西側には、ニホンカモシカをはじめとするさまざまな動物たちと普通に出会える魅力的な「蛇石せせらぎの森」があります。


もともとは、笹や蔓などで荒廃していて、立ち入ることのできなかった山林だったのですが、平成13年度〜15年度の3年間、当協会で、大和町から荒廃ぎみの山林約7haを借り受け、ダム水源地活性化支援事業による150万/3年間(2分の1助成)の補助により、たくさんのボランティアが参加して水源の森づくりを行いました。

平成17年10月には、北側に位置する民芸の森で大和町町制施行50周年記念植樹祭が開催され、地元の小学生等が参加してシナノキ、イヌエンジュ、キハダなど450本を植栽しました。


毎年、少しずつ遊歩道の整備作業や補修を行い自然いっぱいの楽しい森づくりを行っております。

蛇石せせらぎの森の入り口です。大きな案内看板があります。
素敵な広葉樹林が続く“しじゅうからコース”です。カラスザンショウの大木が多く、たくさんの動物や野鳥と出会えます。
6月29日に整備活動を行いました。植樹した苗木につるがいっぱいからみついています
民芸の森の記念看板です。下刈り作業も終わって、苗木たちも喜んでいるようです
遊歩道を歩いていると、時折ひょっこり姿を現すニホンカモシカのカモ蔵くん(仮称)です。「ヒューヒュー」と怒っている時もあります。
マムシのマム太郎もいます。散策の際はご注意下さいね。
H20.6/14

第13回MELON会員と市民のつどい
6月14日せんだいメディアテークにて、(財)みやぎ・環境とくらしネットワーク(MELON)主催による「第13回MELON会員と市民のつどい」が開催されました。

当日朝の岩手・宮城内陸地震の影響で、辻信一氏の講演が中止になるアクシデントもありましたが、会場は多くの来場者でにぎわいました。

当協会はネイチャークラフト体験コーナーを担当、竹笛・竹とんぼ・ふくろう細工・動物木工等、みんなはりきっていろんなクラフトにチャレンジしていました。全種類制覇のつわものも続出!楽しかった〜の声に担当インストラクターもほっと一安心しました。

竹笛師匠が営業(←笛吹き)をはじめると、お客さんが足をとめ、賑やかになってきます。

おかあさんといっしょにふくろう作り。
H20.5/14

仙台コカ・コーラボトリング株式会社さんの主催事業、
第3回森に学ぼう「うるおいの森づくり」親子自然体験学習会に協力しました

5月10日(土)、200名以上の親子に、仙台コカ・コーラボトリング株式会社さんの社員スタッフ、白石蔵王森林組合の方々等、総勢約300名が参加して、蔵王の麓、白石市福岡にある「出合森」でブナ・クヌギ・アオダモ等1,000本の植樹イベントが開催されました。当宮城県森林インストラクター協会からは、26名がお手伝いに参加し、午前中は植林の指導、午後からは、自然観察や笛づくり・竹とんぼづくりなどの自然体験を楽しんでもらいました。 

 当日は、急に寒くなった土曜日で、けっこう標高も高いところなので、開会式はブルブルでした。環境学習のアトラクションでコノハショーがあり、子どもたちもおやじたちも楽しませてもらいましたが、コノハちゃんもちょっとブルブル紫色ぎみでした。

 それでも、植林作業が始まると、みんな寒さも忘れて一生懸命。小さな子もスコップを持って、教えられたとおりに植林体験を楽しんでいました。

 仙台コカ・コーラボトリング株式会社さんは、自社工場の水源にあたる白石蔵王に、5年間でブナ等の広葉樹5000本を植林する計画を持っていて、今年が3年目です。あと2年間、県民の方々と一緒に素晴らしい植林活動をやっていきます。本当に素晴らしいイベントなので、ぜひ、皆さんも来年は参加してみてくださいね。

環境学習アトラクション・コノハショー コノハ登場です。すごいジャンプ力です。

植林風景です。半分は子どもたちですが、みんな一生懸命がんばっています。

午後からは、特設・ネイチャークラフトコーナーも出現しました。竹とんぼや竹笛を作っています。

さらに、拾ってきた枝と木の実と、スプライトの缶でフクロウ笛づくりに挑戦です。寒くて接着剤が乾かず、なかなか苦戦しています。

H20.3/7
百年の杜フォーラム
〜杜の都の里山を考える〜

3月7日、エル・パーク仙台にて、「百年の杜フォーラム〜杜の都の里山を考える〜」が開催されました。専門家による基調講演とパネルディスカッションを通し、里山の大切さや管理の基礎知識、市民協働による里山の管理の在り方について市民の理解を深めるとともに、市民活動への参加の意識向上を図ることをねらいとし、当協会からは、広報部長の塚崎隆夫氏がパネリストとして参加しました。(以下、塚崎氏の報告です)

第一部 基調講演
「杜の都の里地・里山環境とその未来」講師/平吹喜彦氏(東北学院大学教授)
第二部 パネルディスカッション「里山へ行こう〜私たちにできる里山活用法」
コーディネーター/紅邑晶子氏(NPOせんだい・みやぎNPOセンター常務理事)
パネリスト/
小野正之氏(NPOサイカチネイチャークラブ代表理事)
佐々木勝義氏(宮城中央森林組合業務課長代理)
塚崎隆夫(NPO法人宮城県森林インストラクター協会理事)
堀川邦雄氏(せんだい・市民の森を創る会代表)
コメンテーター/平吹喜彦氏

[報告]
基調報告は、「仙台の里山の自然環境、里山の暮らしとエコ・マネージメント、里地里山での環境教育、その中から人づくり、郷土を大切にする心、環境・地球を大切にする心」という流れで報告。活動報告、それぞれの自己紹介の後、サイカチの小野さん、宮城中央森林組合の佐々木さん、私、市民の森を創る会の堀川さんの順で現在の活動報告。
私からは県民の森の指定管理者事業に軽く触れ、「わたしたちの森づくり事業」の宮城ENEOSの森、MISAWAオーナーの森での活動で、里山として使われず荒れていた森が社員ボランティアの活動でよみがえりつつある実情を報告。
それぞれの団体が里山の整備をしていることを踏まえ、どうしたら市民が里山に行けるようにするか、については、緑の回廊の話があったがNPOの活動もそれぞれのフィールドだけでなく連携し面的な活動の広がりやネットワークが必要。といったようなことを話してきました。

始まる前に、百年の杜推進課長の村上貞則氏より、先日申請した20年度の「緑の活動団体」に当協会の認定が決まり、認定式と19年度と20年度の認定団体の交流会を4月に入ったら予定しているとのこと。緑の活動団体認定、本日のフォーラムなどから、仙台市が当協会に参入を期待していることがうかがえました。

H20.3/1
環境学習フォーラム
みやぎで探検・エコウォッチング!

3月1日、仙台市民会館にて、「みやぎで探検・エコウォッチング!」が開催されました。このイベントはみやぎ環境学習パートナーシップ会議が実施している環境学習フォーラムのイベントの一つで、(財)みやぎ・環境とくらしネットワーク(MELON)が運営しています。
基調講演は海野和男氏の「昆虫から見た世界」で、昆虫が飛び立つ瞬間のスロー画像などがたくさん出てきてとても面白かったです。ステージショーでは、美しい地球を守るため〜植樹ウーマンコノハの戦い〜があり、会場は熱気につつまれていました。
当協会は、環境系のネイチャークラフト体験コーナーを設置して、たくさんの親子に楽しんでもらいました。竹笛・竹とんぼ・枝やペットボトルなどをリサイクルして作る動物や昆虫などのクラフトなどに挑戦してもらい、プロも顔負けのびっくり作品が数多く誕生しました。


いろいろな環境工作を楽しんでもらいました!

宮城県森林インストラクター協会(青少年の森内)
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