ことりはうすの正式名称は「宮城県蔵王野鳥の森自然観察センター」、遠刈田温泉の中心部からみやぎ蔵王えぼしスキー場へと向かう道筋にあります。周辺の森は昔から野鳥の楽園として知られ、昭和49年には「蔵王野鳥の森」が開設されました。 近年、生活環境の都市化にともない自然への関心が高まり、自然を求める人々が増え続けています。そのため、自然の仕組みや生命の大切さなどを学ぶ場として、野鳥の森の入口に設けられたのが「ことりはうす」です。 平成6年5月に同地で開かれた「全国野鳥保護の集い」に合わせて開館しました。
野鳥が羽を広げたような屋根の館内は、文字通り野鳥の世界に足を踏み入れたよう。楽しみながら蔵王の自然や野鳥の生態などが理解できる展示となっています。鳥類の剥製はイヌワシなど33科112種にのぼります。そのほか、ほ乳類の剥製やチョウやガの標本が展示されています。また、自然界にエサが少なくなる冬、給餌台に集まるたくさんの野鳥やリス・カモシカなどを、館内の観察室から直接目にすることができます。毎月のイベント行事の他に、自然のものを利用したクラフト、ことりブローチ、きらきらツリー等は常時行うことができ、皆様から好評を得ています。 平成21年4月から、特定非営利活動法人宮城県森林インストラクター協会が、指定管理者として宮城県蔵王野鳥の森自然観察センターことりはうすの管理を行っています。一人でも多くの皆さんに、この施設のすばらしさをお楽しみいただけますよう、スタッフ一同力を合わせてまいります。 ※野鳥情報・イベント情報は随時ブログで更新して参りますのでお楽しみに~♪