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「第2回ふるさとみやぎに学ぶ〜自然体験ワークショップ」は、県内で自然体験・自然学習活動を行っている施設や団体、企業の方が一同に会し、これからの活動に役立てていただこうと宮城県森林インストラクター協会が、三井物産環境基金の助成を受けて、2月26日、仙台市市民活動サポートセンターで開催、72名が参加しました

第一部の事例報告では 宮城県松島自然の家所長 蘇武徳行さんが 
6泊7日の「みやぎ子どもアドベンチャー」では無人島探検など
ハードなキャンプ生活で子どもたちがたくましくなったこと。
障がい者とその家族が参加した「ハートフル潮風」では
学生ボランティアの活躍があったことなどを報告。

また、仙台市青葉の森緑地レンジャー 半澤夏実さんからは、
「親子でワクワク森と遊ぼう」と題して就学前児童と父兄参加の
自然体験学習を紹介。ジュニアレンジャーが企画から講師まで
行うイベントなど、子どもたちの身の丈にあった環境教育を報告されました。

第二部のパネルディスカッションでは、パネラーには蘇武さん、半澤さん、船形山のブナを守る会の小関俊夫さん、
県教育庁理科支援員等配置事業コーディネータ菅原義一さん、司会のファシリテーターには当協会の進藤恵美さんがつとめ、
「自然体験に求められているもの」「森林や施設などの有効活用」「協働の可能性」などをテーマに話し合われました。

宮城県松島自然の家 所長

蘇武徳行さん
仙台市青葉の森緑地 レンジャー

半澤夏実さん
NPO法人 船形山のブナを守る会

代表 
小関俊夫さん
ファシリテーター NPO法人 
宮城県森林インストラクター協会

進藤恵美さん

自然に興味を持つことが大切。子どものときに自然を経験しないと
心の豊かさや情緒が発達しない。
家族でのキャンプの素晴らしさは、父親の存在感を気づかせ、絆が生まれる。
県内各地の施設などの存在や利用などあまり県民に知られていない面もあり
県政だよりやホームページでもっと活用を呼びかけたい。

県の施設などはボランティアや地域の人たちに支えられている。
NPO団体・企業の方々は豊かな経験と知識を積んでいる。
その豊富な人材とノウハウを、次世代を担う子どもたちの
自然環境体験教育や学習などにぜひ役立てていただきたい
などの活発な意見が出されました。

第三部の交流会では第一部の講師、第二部のパネラーを囲んで意見区間が続き
互いに活動内容を伝えあいネットワークづくりが図られていました。
参加された方は「きょうは施設の方や団体の方々から
率直な意見や質問が出され、大変参考になりました。
一緒に集まる機会が少ないだけに、このような場で交流を深めて
いきたいですね」と話されていました。
昨年のワークショップを契機にNPO同士の協力関係もでき
徐々に情報交換やネットワークができあがりつつあるように
感じられました
このワークショップは来年も開催する予定です。

また、宮城県インストラクター協会では、
感性豊かの子どもたちを育むことを目的として、
「みやぎの自然体験」ガイドを作成中です。
どこにいけば、どのような自然体験・自然学習ができ、
どのような団体がどのような活動しているかを体験しながら
来年春出版目標に現在取材・編集中です。
ごれまでのご協力感謝するとともに今後もよろしくお願いたします。


←みやぎの自然体験ガイド
ただいま作成中です

三井物産環境基金は、地球環境問題の解決に向けた活動を支援、促進し、経済と環境の調和を目指す持続可能な発展の実現を目的として2005年に設立されました。これまでに国内外のNPOおよび公益法人から提案のあった60の案件に助成が行われ、三井物産社員の方々もボランティアとして活動に参加しています。


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