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ネーミングライツ協定でこの度『とうはつの森』と命名されたこの森は、利府町神谷沢の広畑地区の高台に位置する、サクラとモミジで有名な高森山(岩切城址)の西側1.6haです。森の半分以上は、元々ほとんど樹木が生育していない笹とつるの藪で、昨年夏から大変な整備活動を繰り広げた結果、現在は見晴らしが良く美しい広場になっています。

平成18年から宮城県が行っている『わたしたちの森づくり事業』で3番目にネーミングライツ協定を結んだ東北発電工業株式会社さんがこの森をフィールドに活動を行っています。

平成21年3月24日に開所式と植樹活動を実施しました。将来お花見が楽しめるようにエドヒガン15本をメインに植樹した他、数多く生息しているリスやアカネズミなどの哺乳類にヤマガラなどの小鳥たちに配慮して、クヌギ・ヤマボウシ・オニグルミ・トチノキ・エゴノキ等、木の実が成る樹木をたくさん植樹しました。当日は早春の暖かな陽気に包まれ、来賓として伊藤副知事、鈴木利府町長がお越しになったほか、社員さんを中心に70名近い参加があり、賑やかでとても楽しい植樹会となりました。


 いつか県民憩いの場となるように、これからも整備や植林活動を続けていくそうですので、我々もできる限りお手伝いして素敵な森を作っていきたいと思います。
青少年の森から県木の森を抜けるとすぐ「とうはつの森」です。 奥が「とうはつの森」
周囲は花いっぱいで素敵です。「とうはつの森」も花の名所になるように頑張りましょう。 4月には隣接する岩切城址のサクラがとてもきれいです。
早春は野の草摘みが楽しいところです。 笹がなくなったら在来のタンポポがでてきました。
とうはつの森だより 2011年6月8日(水)
そろそろ草が元気よく生い茂りだす時期ですね。。。というわけで、苗木の様子を見に行きつつ、とうはつの森の現在の様子をまとめてみました。
県木の道よりとうはつの森へ。※現在通行止中です。
途中で目立っているシダは リョウメンシダ です。
オシダ と ジュウモンジシダ なども見られます。
とうはつの森へ到着すると、黄色がかったオレンジが
美しいニッコウキスゲが満開でした。
細かな花がかわいい
コゴメウツギ も満開です。
エゴノキも今が見ごろですね〜。
クマバチでにぎわっていました。
全体その1
まさに草刈りシーズン到来です。。。
全体その2
筋肉痛覚悟ですね。。。
トチノキ 
順調に育っています。葉っぱの緑が涼しげ。
ヤマボウシ
赤い実は果実酒にすると美味ですよ。
シロダモ
一瞬枯れてるように見えるけど、
新しい葉っぱの色なのです。
オニグルミ
こちらも元気ですね〜。
ヤマハンノキ
自分で栄養(窒素)を作りだすことができるので、
肥料木として植えられます。
クヌギ
クリじゃありませんよ。。。
ナルコユリ
アマドコロとの違いが分かりますか〜?
茎の断面は丸く、花の付け根がふくらんでいます。
アマドコロに比べると、全体に緑色が濃いのだとか。
コウゾリナ
団地側の斜面をうめつくしていました。
名前の由来はこのとげとげで顔も剃れるくらい
なので、かおそりな、、こうぞりな、、、だそう。
団地へつながる原っぱは、
コウゾリナとチガヤの美しい草原と化していました。
ハハコグサ
別名ゴギョウ。春の七草の一つですね。
くるみがたくさん割れていたので、常駐リスがいる模様。
アカネズミなどは穴を開けて食べるらしいです。
山を降りたら、偶然にも初代担当理事の
永野さんが様子を見にいらしていました。
撮れたての森の写真を見て頂けました。
2014年4月19日(土) とうはつの森植樹活動 が開催されました。 
通常秋に開催しております植樹活動ですが、今年度は春の開催となりました。桜がちょうど満開になる中、ヤマブキなどの植樹・橋作り・ベンチ作り・山菜勉強などが行われました。 
2013年11月9日(土) とうはつの森植樹活動 が開催されました。  
東北発電工業且ミ員のみなさんによる
森づくりボランティア活動です。
青少年の森を出発して、民家沿いのゆるやかな道から
とうはつの森へと向かいます。
本日は特別ゲスト、岩切歴史探訪の会のみなさんをご招待し、
とうはつの森近辺の歴史的背景のお話を頂きました。
(話したいことがたくさんあって、時間が足りなかったご様子)
それでは活動開始です。強い日光で傷んできた看板の
塗り直し作業を行っています。
とうはつマークを背景に、ヤマブキを植えています。 こちらはチャノキ(お茶)です。
とうはつ茶が飲める日が早く来ますように〜
看板は2つありますので、丁寧に塗り直します。 急斜面には、花が鮮やかなハナモモを植えています。
転げ落ちないように気をつけて。
こちらは枝打ち班。伸びすぎた枝を切っています。
「つ、つかれる〜」
家族で協力して、巣箱取り付け完了!
ウバユリの種が花吹雪のようです。
たくさん出てきて楽しいね。
以前、復興祈念看板を取り付けた際に
裏側へメッセージを書きました。残っていましたか?
 青少年の森へ戻り、若月美香さんのフルートの調べを堪能しました。  お昼後、一部ご家族のみなさんはキノコづくりと輪切りの
名札づくりのネイチャークラフトを楽しみました。
それではまた来年、お会い致しましょう〜!
2012年11月17日(土) とうはつの森植樹活動 が開催されました。 

毎年恒例の東北発電工業且ミ員のみなさんによる
森づくりボランティア活動です。
「今日の活動計画を説明します」

社員家族と今日の活動予定を打ち合わせます。

「ここにヤマツツジを植えるぞ」
ヤマツツジ植樹班の活動です。

「ユキヤナギはこの深さで大丈夫かな」
ユキヤナギ植樹班の活動です。

「支柱の立て方はこうするのだ」
巻き結びの方法を教える長老インストラクター。

 
 「ここは前年に植えた木が枯れてしまったので、
植え直しをしましょう」

補植を指導する植村インストラクター。
 「ここに東北発電工業のマークを植栽しようと思いますが
これで良いかな?」

図形の位置取りをする東北発電工業の社員。
 

「図形が決まったらサツキを植え付けよう」
社員による植え付け作業。

 「3年前に植えたエドヒガンも大きくなったなあ。
余分な枝を整理しよう」

枝打ち、整枝する社員家族。

活動を終えた後、みんなでにっこり記念写真。 

 作業の後の一休み。
フォレスターズの名演奏にみんな納得。

さあ、子供たちとネイチャークラフト。
水原インストラクター、子供たちの指導に
一層力が入っています。
 

 ネイチャークラフトは親御さんの方が
はまってしまいますね。

by ちょろ松
2011年11月19日(土) とうはつの森震災復興植樹活動 が開催されました。

震災で大きな被害を受けましたが、「とうはつの森」は、
無事に秋の森づくり活動を迎えることができました。
東北発電工業さんが掲げる「ゼロ災復興 ヨシ!」の
合言葉のもと、「とうはつの森」に新しい看板が
やってきました。この時期にしては暖かく風も
ほとんどなくて、除幕もバッチリ決まりました。

記念樹はジューンベリーです。「とうはつの森」の
メイン樹木であるエドヒガンと時期をずらして森を彩ります。
美味しい実がたくさん成るので、食糧難にも
備えているのだとか。

サツキ植えチームです。直径5mの丸い穴を掘っています。
いずれはサツキの「とうはつマーク」をつくる予定ですが、
なかなか長い道のりです。

サツキがだいぶ埋まってきました。ちょっと「いびつ」な
ようですが、大丈夫でしょうか。でも遠くから見ると
きれいなサークルになっています。

補植チームは、広範囲を移動してがんばっています。
エドヒガン・キハダ・コムラサキを
1.3haの植樹地に運びます。

レンギョウ植栽チームです。「目指せ、利府の花見山」を
合言葉にいろいろな花木を植えていきます。眺めが
いいので、春のエドヒガンとの対比は美しいことでしょう。

ハンマー少女です。お父さんの手が危険ですが、
何とか無事に支柱は打ち込まれました。

「震災復興祈願看板」の両側には、地元神谷沢の
金沢さんから寄贈していただいたサツキ
(すごくかっこいいやつ 品種もいいらしい)を
植え付けます。厳かな看板とマッチして
いい雰囲気になりました。

その「厳かな」看板ですが、裏面は、みんなの復興に
向けてのメッセージを寄せ書きできるようになっています。
実は“絵馬”のようなものなのですね。でも、
看板製作者は、ちょっと複雑な心境です。

メッセージ入りの樹名板も取り付けました。
3年前に植樹したオニグルミがすごく
大きくなっています。植えた木がみんな
どんどん大きくなってくれると、
もっと植えたくなってきますね。

そうこうしているうちに、サツキサークルの完成です。
なんか檻の中に入っているサルの家族のようですが、
働いた実績が目に見えるので、とても充実感があります。
来年は中の部分を植えて、何年か剪定を続ければ
「とうはつマーク」の完成となることでしょう。たぶん??

植樹活動のあと、森の中で「震災復興祈願コンサート」を
開催する予定でしたが、いまにも雨が降ってきそう
なので、急きょ森林学習館での開催となりました。
ギター演奏がいい雰囲気です。

サックス4本とドラムという異色の組み合わせの
“Miyuki&Papas”の力強い演奏です。
お昼をすぎてだいぶお腹がすいていますが、
みんなノリノリでした。いつか、県民の森の
音楽堂で演奏していただきたいです。

お昼ごはんでスペシャルいも煮を食べたあとは、
子どもたちお楽しみのネイチャークラフト活動となりました。
今年は、特別ゲストしまじろー(花山からはるばる友情出演)の
しましまふくろうづくりです。上手につくるコツは、
なるべく大人の言うことを聞かずに自由につくることです。

40分くらいの予定でしたが、次第に白熱してきました。
家族全員分の「ふくろう」を作るまでやめないつもりのようです。

だいぶ時間延長しましたが、みんな上手に豪華にできました。
ふくろうFamilyは表情豊かです。来年は何を作ろうかな?
「とうはつの森花見山プロジェクト?」は来年も続きます。

2010年11月13日(土) とうはつの森植樹活動が開催されました。
昨年3月・今年3月の植樹活動に続き、第3回目の植樹活動が開催されました。平地と急斜面がおりなす岩切城跡特有の美しい地形を背景に、エノキ・カツラ・シラカシ・エドヒガンなど100本を植樹しました。前回参加された方も多く、急斜面に足を滑らせながら作業は手際よく進んでいきました。
本日の準備体操担当、ちびっこ部長(左)。 斜面に刻まれる遊歩道、美しいですね。
きつい斜面をものともせず、
さわやかに植樹活動中です。
ちびっこ隊員、植樹指導を受けているところ。
お子様も木もすこやかに育ちますよう。。。 なんか超楽しそうです。
難所チームより、カメラ目線頂きました。 植樹活動終了後は、木の実ぺたぺた
ネイチャークラフトに挑戦しました。
〜〜整備作業の様子〜〜
こんなところに植樹できるの?と不安を抱えつつの
整備作業の始まりでした。
斜面から転げ落ちないよう、
刈った笹や葉を集積します。
2010年3月20日(土) とうはつの森植樹祭が開催されました。
平成21年3月の開所式と植樹活動に続き、今年も植樹祭が行われました。社員のみなさんとご家族約70名と協会インストラクター約20名が参加、将来の桜の名所となることを期待して、エドヒガンを中心に145本の苗木を植樹しました。
おそろいのとうはつブルゾンが決まってます!本日ご参加のみなさんです。
担当インストラクターより植樹方法を伝授中。真剣なまなざしです。 ちびっこも即戦力としてがんばってます!
傾斜がきついので、転がり落ちないよう要注意! 腕も足も筋肉痛になりそう…。
次々と順調に植樹が完了していきます。いいチームワークです!
家族で記念植樹! おこちゃまと共にエドヒガンの成長を見守って下さいね〜。
とうはつの森は結構な斜面なのですが、みなさんはりきって植えたので、活動は順調に進みましたよ!
ちなみに、↑2009年8月の様子です。今年も草との格闘が予想されますので、
次回、つぼ刈り作業の時もみなさんがんばりましょうね!
お昼ごはんの後は、竹笛、竹とんぼ作りなどのネイチャークラフト体験もしました。 
大変好評だったとのことで、担当講師もうれしい限りです。  うまく音が出たかな??
new! 2010年3月19日(金) 植樹祭準備作業の様子
明日の植樹祭に向けての準備作業を行いました。 植樹用苗木を搬入し、当日混乱しないように支柱を立てて苗木を配置していきます。
看板前にはサツキを植えます。前もって穴を掘っているところ。 苗木を分類中。けっこうな本数です。
遊歩道には歩きやすいよう階段も完成しています。 苗木を色分け分類された支柱のもとへ運びます。
一緒に自分も転がり落ちてしまいそう…。
それにしてもいいお天気です。準備もはかどりますね。 とうはつの森より神谷沢団地を望みつつ、休憩中の人々。
明日もけがなく楽しく作業できますよう!
【2009年3月24日(火)開所式・植樹会の実施報告】
伊藤副知事、鈴木利府町長、佐藤湛彦社長、宮城県森林インストラクター協会の大原会長による除幕式です。自然の景観に配慮したモニュメントが背景にとけこんで綺麗です。もうすぐ、背後のシダレザクラが咲き始め、周りにたくさんのスミレが咲き出して賑やかになることでしょう。 記念植樹ではエドヒガンが丁寧に植えられました。伊藤副知事にもしっかりと植え付けていただきました。
所式・植樹会に参加された方々です。高森山公園に隣接するので、ソメイヨシノやシダレザクラが見渡せます。
開所式はこんな感じでした。背後に広がるスギ林は現在のところいまいちな林ですが、いずれきれいに整備します。高台からは海まで見渡せるので、活動していて気持ちのいいフィールドです。 開所式のあと、みんなで植樹活動に取組みました。笹の根が入っていて掘りにくい場所もありましたが、本当に丁寧に植えつけていただきました。土質もいいので、夏場丁寧に下刈りしていけばきっと素敵な林になると思います。
社員の方々から役員の方々まで、みんな真剣に唐鍬を振るいます。すごい意気込みが感じられた素晴らしい植樹活動でした。 なぜか最も斜面がきつい場所を佐藤湛彦社長が担当しています。急斜面と笹や葛の根に苦戦しながらも、たくさんの苗木を植えつけていただきました。

皆さんどうもお疲れ様でした。6月からは育林作業が始まります。笹やつるとの壮絶バトルになると思いますが、頑張ってこの苗木たちを育てていきましょう。
【とてもきれいなフィールドですが、実は以前は...】
夏に植樹会場を整備していた頃の写真です。笹と蔓のジャングルで、樹木はみんな半枯れ状態でした。 笹と蔓だけでこの有様でした。刈払作業をする方々はみんな埋もれてしまっています。

宮城県森林インストラクター協会(青少年の森内)
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